2008年6月29日、天気予想どおり大雨でした。主催者と講師陣は1時間前から会場に入って準備をしていました。そこへ参加者たちが定刻よりかなり前から集まり始めました。
あらかじめ発表してあったスケジュールでは、第1時限は、「企画を考える演習と参加者グループ分け」の予定でした。しかし、参加者のほとんどがグループ参加だったこと、参加者の中に初心者がいたこと、などから、時間を有効に活用し、参加者にわかりやすい内容にするようカリキュラムを一部変更することにしました。
講師のドキュメンタリー作品を何種類か、かいつまんで上映し、その特徴を解説し、ドキュメンタリーの構成や表現には、いろいろな種類があること、その理由、を感覚的に把握してもらうことにしたのです。
第2時限も、初めて本格作品に挑戦する参加者が、映像制作の作業全体の流れを掴める内容に変えました。限られた時間で多くを伝えることはむずかしいので、重点ポイントをかいつまんで解説するにとどまりましたが、企画作業プロセスについては、テーマ決定から企画書作成までを、順を追って細かく解説していただきました。
また、講師に自由な質疑応答の時間を作っていただき、素朴な疑問、実践的質問、技術的な質問など多様な質問にお答えいただいたり、アドバイスをいただきました。
第3時限は、テーマを持って参加したWindドキュメンタリー隊は、講師に教えていただいたばかりの構成札を作って、企画の細部を練り始めました。テーマの決まっていなかった前橋工科大学デジタル放送研究会は、テーマを考える作業から入り、Wind隊のメンバーにアイデアを提供してもらったり、講師のアドバイスを受けながら、テーマのリストアップをしました。千葉県から個人参加したN氏もテーマ探しに終始しました。個人参加が他にいなかったため、「テーマと取材は群馬県内」という制約の中で、N氏は一人で決定をしなくてはなりませんでした。
最後に、2つのグループと1個人が、それぞれの「今日の成果」を発表しました。それに対し、講師はアドバイスや感想を述べました。発表者はまた、自分たちに課した宿題を述べました。Wind隊は企画のリファインと取材相手との交渉開始、大学生グループは放送研究会に持ち帰って他のメンバーも交えてテーマ決定、N氏もテーマ決定と構成を宿題と宣言して持ち帰りました。
このドキュメンタリー制作ワークショップの公式連絡手段は、mixiのG-CONCEPTコミュニティです。参加者、講師陣、主催者は、住まいも仕事場も、関東の異なる地域に散らばっています。そこで、全国規模のSNSであるmixiを連絡場所にすることにより、いつでもどこでも情報を共有できるようにしました。また、mixiには映像好きが多く参加しているため、この群馬県での動きが各地に伝わるルートの1つになると考えています。